2019年05月29日(水)
電動バイク規制見直し求め実験へ|NHK 和歌山県のニュース
和歌山市は、市内のメーカーが開発した自転車としても使える電動ミニバイクについて、走行が認められていない自転車用の道路でも走れるよう規制の見…
報道の中に、「実証実験を行うことになりました。」という一文がある。
これを元に、内閣府の「新技術等社会実装推進チーム」(魚拓)に、問い合わせたところ、2019年5月28日現在、報道にある件については、認定していないとのこと。
認定されれば、速やかに、一覧に掲載されるとのこと。
報道内容が事実なら、認証プロジェクトに認定されたという解釈ができる。
過去記事にもあるが、「glafit(グラフィット)」が開発した電動ミニバイクは、これ。
glafitバイク GFR-01 | glafit | グラフィット
安全な規制緩和なら、歓迎だが、危険性があれば、やるべきではない。
2019年5月17日に、こういう報道があった。
ハイテクバイク開発 和歌山で実証実験申請へ
ミニバイクとしての走行や自転車のようなペダル走行ができるハイテクバイクを開発した企業「glafit(グラフィット)」(和歌山市南大工町)は、公道で走行実証実験を…
バイクをペダル走行で利用しているかどうか、簡単にはわからない。
だが、「自転車通行可」の歩道で、原付のナンバープレートが付いた、得体の知れない自転車が、走行することになるのかな。
内閣府の担当者が、認定していなくても、報道が出たということは、認定されるのも、時間の問題だろう。
「電動アシスト自転車」なら、免許も要らないし、ナンバープレートも要らない。「自転車通行可」の歩道や、自転車専用道路も走行できる。
個人的には、電動バイクも、電動アシスト自転車も、無縁な乗り物だが。
----
(追記 2019年5月31日)
毎日新聞朝刊、地域面にも、記事が出たが、当初のNHKニュースと比べて、随分と温度差がある。
電動バイク:自転車専用道路も、ペダルこいで走らせて ベンチャー企業、規制緩和に挑戦 和歌山市も協力予定 /和歌山 - 毎日新聞
自転車としても利用できる電動バイクを開発したベンチャー企業「glafit(グラフィット)」(和歌山市南大工町)が近く、内閣府の制度を使って規制緩和に挑戦する。現状の道交法では原付きバイクの扱いとなり、ペダル走行でも自転車専用道路を走れないためだ。和歌山市も全面的に協力する予定だという。
----
(追記 2019年6月5日)
電動ミニバイクを実証実験|NHK 関西のニュース
和歌山市は、市内のメーカーが開発した電動ミニバイクについて、モーターを使わず自転車として使うときは自転車用の道路でも走れるよう規制の見直し…
いつから?
NHKニュースは、よくわからないことばかり。
----
(追記 2019年6月18日)
こういう資料がある。
glafitバイクの自転車公道走行実証に関する内閣府への「規制のサンドボックス制度」の申請について(魚拓)
「この実証実験は、和歌山市内において、令和元年6月頃から3か月程度を予定」となっているが、申請が遅れていて、ずれ込むとの話。
各社、いろんな報道を出していたが、少なくとも、NHK和歌山は、先走り過ぎ。
肝心の、実証実験は、どうなることやら。
----
(追記 2019年6月28日)
2019年6月18日追記分、「glafitバイクの自転車公道走行実証に関する内閣府への「規制のサンドボックス制度」の申請について」の和歌山市の提供資料が、削除されている。
というより、URLを変更したようだ。
こんなことしても、意味ないけど。
glafitバイクの自転車公道走行実証に関する 内閣府への「規制のサンドボックス制度」の申請について(魚拓)
----
(追記 2019年9月20日)
和歌山市の報道発表から、既に、4ヶ月以上が経過した。
どうなってしまったのだろうか?
----
(追記 2019年10月17日)
やっと、認定された。
人力と電動モードを切替可能なハイブリッドバイクの自転車レーン走行実証(魚拓)
認定新技術等実証計画の内容の公表(魚拓)
報道リンク
電動キックボードの大学での走行実験、規制を一時緩和
内閣官房と電動キックボード関連ベンチャーなど3社は17日に会見を開き、横浜市と福岡市の国立大構内での電動キックボードの実証実験が、「規制のサンドボックス制度」の…
----
(追記 2019年10月22日)
面白い報道が出た。
和歌山市の企業など電動小型乗り物の規制緩和を目指し実証実験へ | WBS和歌山放送ニュース
「免許を返納した高齢者からの問い合わせが増えている。法整備が必要だ」だって?
免許を返納した高齢者なら、電動アシスト自転車で充分じゃないの?
これなら、原付免許も要らないよ。
----
(追記 2019年11月5日)
電動バイク実証実験を前に試乗会|NHK 和歌山県のニュース
自転車としても利用できる電動バイクの実証実験が6日から始まるのを前に、報道関係者向けの試乗会が和歌山市で開かれました。
和歌山市内のメー…
「自転車として利用する際の安全性などを検証する実証実験」は、否定しないけど、実証実験用の車両は、事実上、自転車。
でも、実際に販売されているのは、電動バイク。
将来、認可されてしまったら、ナンバープレートの付いた乗り物が、自転車通行可の歩道を走行することになる。
運転者は、どのモード(ペダル走行モードor電動バイクモードorハイブリッド走行モード)で走行しているかは認識しているだろうけど、周囲に居る人は、わからないはず。
実証実験と、実用は、異なるということを理解する必要がある。
----
(追記 2019年12月16日)
「らしさを感じる」報道が出た。
電動バイク実証実験事故で中断へ|NHK 和歌山県のニュース
和歌山市は、市内のメーカーと協力して行っていた自転車としても利用できる電動バイクの実証実験について、実験を行っていた市の職員が転倒してけが…
「頭や歯にけがをした」って、ヘルメット被ってたのかな…?
- 関連記事
-
-
和歌山市のインターネットモニターアンケートの内容が… 2019年6月4日 2019/06/05
-
いつ崩落しても不思議ではない? 岡崎排水機場付近の護岸 2019年6月2日 2019/06/03
-
規制のサンドボックス制度 認定決定される前に報道が出た 2019年5月28日(追記あり) 2019/05/29
-
横断歩道は歩行者が優先だが… 2019年5月27日 2019/05/28
-
2019年6月下旬に供用開始される道路や橋の周辺を走行してきた 2019年5月27日(追記:2019年6月30日走行) 2019/05/28
-
※記事の内容は、公開(または追記)時点の内容となっておりますので. 閲覧時の内容等とは異なる場合があります。 ご了承ください。